自身の経験・データからもそうですし、口説ける男性、女性経験の多い男性を見ていると、一つの特徴があります。
それは、「楽しい話」と「真面目な話」の割合が「8:2」であるということです。
口説ける男と口説けない男性の差は、見た目のカッコ良さなんかよりも、ここが一番の差になっていると思います。逆にここを押さえれば口説けるというポイントなので、是非参考に頂ければと思います。
1 口説ける男は「8:2」
口説ける男は、女性と話す中で、趣味や食事や冗談などの「楽しい会話」が8割程度、仕事や人生観などの「真面目な話」が2割程度なのです。
仕事などの真面目な話は、会話の間にちょっとするだけで、基本的には、とにかく女性が「楽しめる話」を沢山します。「まずは楽しませる」ことを重視するのです。女性に話を振る、話を聞く、突っ込む、笑う、といったことを繰り返して、とにかくその場を楽しくする、女性が感情的に豊かになるような空間を作ります。まずはここなのです。
そして、たまーに、会話の合間で、仕事や人生観などの真面目な話をします。但し多くは語りません。延々と「語る」ようなことはせず、短い時間で、ゆっくり、真面目に、しっかり話す。恥ずかしがったり、誤魔化すのでなく、ゆっくり気持ちを込めて話します。
これにより「あ、何も考えてない、単なる楽しいだけの人かと思ったけど、しっかり考えてるんだ」といった、「ギャップ」を生むのです。このギャップが「良いギャップ」です。それが一番効果的なのです。だらだら話し続ける必要はありません。映画CMようにインパクトのあるシーンをチラ見せするだけで良いのです。これにより、しっかり考えてるし、女性も楽しませることができる「余裕のある男」性像が浮かび上がってくるのです。
尚、「真面目な話」は「楽しい会話」の「間」に入れます。「最初」と「最後」には入れません。これは口説くためなのですが、その理由は後半で記述します。
2 口説けない男は「2:8」
一方、残念ながら口説けない男性の特徴は、その逆なのです。仕事や人生観など「真面目な話」に8割ほど時間を使い、「楽しい話」はたまに出る程度、2割未満です。ひどい時は、楽しい会話をしようとすると「いや、真面目に話をさせて下さい」など空気を無視するような方もたまにいます。
勿論、真面目な話をするのは良いのですが、それだけでは女性からすると「つまらない」「刺激がない」のです。結婚して、真面目に人生の話をする間柄なら構いませんが、合コンやデートなど、出会ったばかり、出会って間もない相手にそんな話ばかりしても、楽しくありません。「あ、この人仕事は真面目にやってるけど、普段一緒にいて楽しそうじゃないわ」と「悪いギャップ」が生まれるかもしれません。
もしかしたら「俺は真面目に生きてるんだ、誠実だ」「”凄い”と思ってほしい、一目おかれたい」といったPRなのかもしれませんが、それを「押し付け」られても相手はリアクションに困ります。また、押し付けが強すぎると「痛い男」になります。中々彼女ができない、口説けない男性にはこんなケースが多いです。
勿論、それでも興味を持って接してくれると思います。「勉強になる」「しっかりしてるね」という言葉も出てくるかと思います。ただ、男性の仕事自体は直接的にその女性には関係してきません。まずは、「この男性と一緒にいて楽しいかどうか」が重要になります。
そしてさらに、「口説く」ためには、真面目な「理性的」な話から、「肉体的」「感情的」な展開は非常にギャップがあるのです(悪い意味で)。
肉体的な展開に持っていくには、非日常的で感情的な状況にしないといけない。だから、「真面目な話」は2割程度に抑える、そして、会話の「間」に垣間見せるだけにする、話と最初と最後は「楽しい話」により「感情的」な状態にして、その後のベッドインにつなげることが大事なのです。
ビジネスの宴席の場も見てみて下さい。人間力のある経営者は、「楽しい会話」により人間関係を縮め、「真面目な会話」で契約や繋がりを固いものにします。この流れや使い分けが非常に上手なのです。
また、お笑い芸人なんかもそうですね。基本的に楽しい会話をして、真面目な話は一瞬だけ。その使い方が上手いからこそ「モテる」のです。顔はあまり関係ないのです。(勿論、お笑い芸人ばりの”面白さ”は難しいですが、とにかく楽しませるという精神が大事です)
女性を口説く際にも、楽しい会話で気分を良くなってもらい、一瞬の真面目な話でギュッと気持ちをつかむ、ことが大事です。是非「8:2」を意識を使ってみてください。確実に効果が出てくると思います。
コメントを残す